【マレーシア】クアラルンプールのパワースポット バトゥ洞窟

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アジアではマレーシアの首都クアラルンプールへの旅が人気急上昇しています。

クアラルンプールは北にバンコク、南にシンガポールという2大観光都市があり、なんとなく存在感の薄い町でした。
日本人にはこれといったイメージが浸透していなかったとも言えます。

しかし、この数年で大きく変化しました。

アジア最大規模のLCCエアアジア・グループが羽田をはじめ、関西、札幌と乗り入れ、手ごろな料金で行けるようになったことが起爆になりました。
著しい経済発展でインフラがどんどん整備され、快適に過ごせて治安もよく、それでいて混沌としたアジアらしさも残していてシンガポールなどよりずっと物価が安い。
さらには食事がおいしい!
近年、日本ではシンガポール料理がブームですが、チキンライスもラクサ(カレー麺)も、実はマレーシアのほうが本場なんです。

シンガポールは清潔なエンターテイメント都市だけど、管理され過ぎていてなんだか人工的な雰囲気で面白みに欠ける。
バンコクはエキゾチックだけれど、公共交通の使い勝手はいまいちだし、渋滞で空気も悪く、慣れていない旅行者には混沌の度も過ぎる。
そんなふたつの都市の良いところは併せ持ち、なおかつ不満はカバーされる。
クアラルンプールは、そんな『ちょうどよいアジアの都市』なのです。
つまり、旅がとてもしやすいんです。
海外旅行の初心者や家族連れにもおすすめができます。

秋には全日空が羽田からの直行便を就航させます。
エアアジア・グループも乗り入れ拡大を考えているようですし、これからますます人気は高まるはずです。

 

この数年、クアラルンプールには年に何度か訪れていますが、今月も訪れる機会があり、久しぶりに郊外の『バトゥ洞窟』へ足を延ばしてみました。

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女子の間では国内、海外問わず「パワースポット巡り」が人気のようです。

そのブームの中、クアラルンプール郊外のバトゥ洞窟がマレーシア有数のパワースポットとして紹介されているのをよく見かけるようになりました。
あるテレビ番組ではモデルのラブリが訪れ、なんだかここはすごいパワースポットだぞ、とオシャレにレポートしていました(そこまで誉めて大丈夫か?と観ていて心配になりました)。

実はバトゥ洞窟へはもう何年も足を運んでおらず、私には「どこか現実味に欠けるヒンドゥー教の聖地」というイメージしかありませんでした。
しかし、こうも注目されているとなると復習しておかねば、と訪れてみたというわけです。

 

バトゥ洞窟にはKLセントラル駅(クアラルンプールの中央駅)から気軽に行くことができます。
ここからKTMコミューターというマレーシア鉄道公社が走らせている近郊電車に乗れば30分ほどです。
最寄りのBatu Caves駅(バトゥ洞窟駅)は路線の終点なので、行き先さえきちんと確認すれば降りそこなうこともありません。

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問題は運行本数でしょうか。
平日の通勤時間帯以外(とくに土日)は極端に減り、しかもよく遅れるので、ヘタすると暑いホームで1時間くらい待たされることもしばしば。
余裕をもって出発し、帰りの時間(始発駅での出発時刻はほぼ正確だったりします)は到着時にバトゥ洞窟駅で確かめてから見学に行きましょう。
バトゥ洞窟駅の切符売り場の窓口横に時刻表が貼ってあります。

 

さて、そのバトゥ洞窟ですが、正面はこんな感じ。
いかにもインドな巨大神像が出迎えてくれます(後で説明)。
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その左手の階段を上って洞窟へと向かうわけですが、これ、272段あります。
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日本の香川の金毘羅さんの1368段や、山形の羽黒山の2446段なんてのと比べたらたいしたことないようですが、とにかくやたら急で、なにより非常に暑い(当たりまえですが)。
現地の人も観光客も、ぜーぜー息を切らし、大汗をかきながら上っています。

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途中では猿たちが出迎えてくれます。
ただし、やつらは興味のあるものは素早く奪っていくので、持ち物には要注意です。
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上りきると巨大な鍾乳洞が現れます。
振り返ればクアラルンプールの街並みが見られ、あのペトロナスツインタワーやKLタワーも容易に見つけられるでしょう。
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洞窟の中にはヒンドゥーの神々がいたるところに鎮座。
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そしていちばん奥にはスブラマニアンの神殿があります。
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スブラマニアンはヒンドゥー教の軍神でヒンドゥーの最高神シヴァの次男スカンダと同一であり、その異名なのだそうです。

実は正面入り口にあった巨大な金の像こそスカンダの姿。
そしてそのスカンダが仏教に帰依して護法善神になったのが、日本でも知られる韋駄天(いだてん)なのだとか。

ヒンドゥーの神様たちはあまりに多くの顔と異名を持ち、その世界が複雑すぎて、勉強不足の私は理解しきれていないのですが、とにかくこの神様はイケメンで有名だそうです。
描かれるときは6つの顔と12本の腕があって、槍を持って孔雀に乗った美少年の姿が多いとか。
軍神になるくらいのとにかくすごいパワーの持ち主でイケメン…、さて、どんなご利益があるんでしょう??
次回までにもう少し勉強しておきます。

洞窟そのものの誕生は4億年前。
天井に開いた穴から差し込む光はなんとも神秘的。
少なくともその大自然の持つ驚異的なパワーは感じられます。

 

都会だけではないクアラルンプールの楽しみ方のひとつとして、バトゥ洞窟を選択肢にしてみるのもいいのではないでしょうか。

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カテゴリー: NO TRAVEL NO LIFE

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